顎こりと顎関節症の関連は?

イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。

今日のお話しは、前回肩こりならぬ「顎こり」についてお話ししましたが、その顎こり

引き起こす顎関節症様の症状と解決策についてです。

顎こりとは、前回のブログで書いたように筋肉の凝りでお口が開きづらくなったり顎がカクカクし

たりして色々な不具合を引き起こす原因となります。

私の30年の臨床経験上では、本当の顎関節症の方は少なく、顎こりによって顎関節症の様な症状

が起こっていると考えています。勿論、本当に顎関節症の方には時間をかけて治療をしていきます

が、顎こりが原因の場合は、その場で大抵は症状が消えてお口が開くようになります。

こうした顎こりが起こっていく順番としては、

1.日常生活での噛みしめや咬み癖、寝る姿勢等などが原因となる事が多いです。

2.1の原因によって噛み合わせがズレてきます。

3.噛み合わせのズレから、顎の筋肉のバランスが崩れてきます。

4.筋肉のバランスのズレから、お口回りの筋肉のコリが始まります。

5.コリが始まると左右どちらかで噛む事が多くなり、顎の関節も影響を受けます。

6.お口回りの筋肉から肩、背中の筋肉へ広がり、腰に影響が出る場合もあります。

次に解決策としては

1.顎が楽な位置での噛み合わせを確認し、お口を大きく開けてもらい顎関節の左右のズレを確認

します。)

2.早期接触(最初に咬むとあたる歯を確認します)

3.筋肉を触ってみて実際によく使用している側を確認します。

4.1~3の情報を基に咬んでいる側の筋肉をマッサージします。

5.2~3分のマッサージで顎の関節の動きは真っすぐになり顎もカックンとしなくなり

お口もすぐに開くようになります。

6.後は、時間がある時にご自分でマッサージしてもらい、咬んでいない側でも咬んでもらう様に

します。出来れば噛み合わせの調整も行った方が良い場合も多いです。

顎の不快症状でお困りの方は、いつでもご相談下さい。

 

★ 越谷市西方の西方ファミリー歯科について ★
当院では、おくちの中に関する色々なトラブルや気になる事がある方々に最新の医療サービスを行っております。 来院される方全員には、なるべく痛みのない治療を心がけております。 具体的には、表面麻酔を塗布後に電動注射器等を用いて細い針で時間をかけてゆっくりと麻酔をしていきます。歯並びの気になる方々には矯正の専門医による歯列矯正、入れ歯が苦手な方々にはインプラント専門医によるインプラント治療をご提供しております。
スポーツを行う方々には、お子様も含めてスポーツマウスガードの製作、調整、栄養指導をご提供しております。
綺麗な白い歯をご希望の方々には、特別な光照射器を用いたオフィスホワイトニングやご自宅で時間をかけてゆっくりと行って頂くホームホワイトニングを歯の色調を写真と機器を用いた数字で表記し、数値と見た目の白さでご確認して頂いております。
歯周病が気になるあるいは心配な方々には、口腔内規格写真撮影法で (デジタルカメラで) お口の中の記録を取りながら行う歯科衛生士による歯周病治療とメインテナンスをご提供しております。
むし歯が気になる方々やむし歯が心配な方々には、虫歯の原因が簡単に分かる唾液検査(実費1000円)やダイアグノデントという痛みも副作用もない機器でのむし歯の進行程度を確認 (無料) してフッ素塗布をご提供しております。

かみ合わせや顎の違和感や顎の雑音が気になる方々には、ミクロン単位でのかみ合わせ調整や顎関節の治療、お口周りの筋肉のマッサージ (無料) をご提供しております。
入れ歯を入れている感覚があまりないチタン床義歯、見た目が気になる方には、金具がない入れ歯治療をご提供しております。、
来院が難しい方々には、訪問歯科診療や施設訪問歯科診療等をご案内しご提供しております。

多岐にわたりご要望にお答え出来るように日々研鑽に努めております。

土日の休日診療も行っております。 宜しくお願い致します。