クレンチング(くいしばり)症候群とは?

イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。

本日のお話は、クレンチングについてです。

クレンチングというのは、日中や夜間に上下の奥歯を接触させた状態を長く続ける習癖の事を指し

ます。通常、食事の時でも歯と歯を当てたままという事はないので、1日で上下の歯が接触する時

間の合計は、物を食べる時など、せいぜい20分程度といわれているのに対して、数10倍の時

間、歯や歯ぐきに負担をかけることとなり、歯周病などを発症している場合は、歯周病を増悪させ

る因子として働くことが分かっています。

更に、この噛みしめの状態を自分では、気が付かずに長く続けていくと、舌やほおが歯列に押しつ

けられ、ギザギザまたは白い痕となって残ってしまいます。

この頬側の白い痕が、広がり硬くなってくると少し心配です。そのような方には、柔らかいタイプ

のナイトガードを製作して夜間に付けてもらい頬側の歯肉を食いしばりより守ります。

他にもクレンチングが引き起こす症状としては、

① 歯の削れや欠損、亀裂、破折や線等がみられる

② 歯が動くようになってきている

③ 歯周組織にまで負担がかかり、歯周病(歯肉炎、歯槽膿漏)の状態を悪化させる

④ 歯の亀裂から知覚過敏へ発展させてしまう。

⑤ 顎関節症様症状あるいは、顎関節症を発症させてしまう。

⑥ お口周りの筋肉の緊張により、他の筋肉へ波及して、肩こりを引き起こします。

更にご自身でクレンチングをしているかどうかを確認出来ます。確認する項目としては、

上下の歯の噛み合わせ面がすりへり平らになっている

歯肉の境目に削り取られたような傷がある

舌の側面に歯型がついている

接する頬の内側に白い線がある

顎の穴から1cmほど手前にあるあごの関節を押すと痛みがある

顎のエラの部分の筋肉に痛みを感じる

上記内容に当てはまる方は、歯科医院で噛み合わせを確認してもらいましょう!

★ 越谷市西方の西方ファミリー歯科について ★
当院では、おくちの中に関する色々なトラブルや気になる事がある方々に最新の医療サービスを行っております。 来院される方全員には、なるべく痛みのない治療を心がけております。 具体的には、表面麻酔を塗布後に電動注射器等を用いて細い針で時間をかけてゆっくりと麻酔をしていきます。歯並びの気になる方々には矯正の専門医による歯列矯正、入れ歯が苦手な方々にはインプラント専門医によるインプラント治療をご提供しております。
スポーツを行う方々には、お子様も含めてスポーツマウスガードの製作、調整、栄養指導をご提供しております。
綺麗な白い歯をご希望の方々には、特別な光照射器を用いたオフィスホワイトニングやご自宅で時間をかけてゆっくりと行って頂くホームホワイトニングを歯の色調を写真と機器を用いた数字で表記し、数値と見た目の白さでご確認して頂いております。
歯周病が気になるあるいは心配な方々には、口腔内規格写真撮影法で (デジタルカメラで) お口の中の記録を取りながら行う歯科衛生士による歯周病治療とメインテナンスをご提供しております。
むし歯が気になる方々やむし歯が心配な方々には、虫歯の原因が簡単に分かる唾液検査(実費1000円)やダイアグノデントという痛みも副作用もない機器でのむし歯の進行程度を確認 (無料) してフッ素塗布をご提供しております。

かみ合わせや顎の違和感や顎の雑音が気になる方々には、ミクロン単位でのかみ合わせ調整や顎関節の治療、お口周りの筋肉のマッサージ (無料) をご提供しております。
入れ歯を入れている感覚があまりないチタン床義歯、見た目が気になる方には、金具がない入れ歯治療をご提供しております。、
来院が難しい方々には、訪問歯科診療や施設訪問歯科診療等をご案内しご提供しております。

多岐にわたりご要望にお答え出来るように日々研鑽に努めております。

土日の休日診療も行っております。 宜しくお願い致します。