スポーツ時の怪我と予防について②

イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。

本日のお話しは、スポーツ時の怪我の対応についてです。

怪我をしやすい人についてですが、やはり初心者が多いようです。

その競技に慣れていないと道具の扱いにも慣れていませんので怪我をしやすいかと思います。

しかし上級者でも安心はできません。今度は、競技レベルが上がりますので大きな怪我をしやすくなります。

また矯正治療中で歯科矯正の金具を付けている場合は、必ずスポーツマウスガードの着用が必須です。

外傷を実際に受けてしまった場合は、すぐに歯科医院に相談に行きましょう!!

1.歯が一部かけてしまった場合

⇒ 歯のかけらを捜して歯科医院にお持ちください。接着して元の歯に付けます。強度が必要な場合は、

  補強線等で補強します。かけらが無い場合でも白い樹脂で欠けた部分を補う事が出来ます。

2.歯が脱臼してしまった場合(ぐらぐらする場合)

⇒ 揺れている歯を目立たない固い樹脂で他のしっかりしている歯に接着固定させます。

   1か月程固定していますと、揺れはおさまります。歯の神経が死んでしまった場合等は、その時に

   確認します。怪我をした直後は神経も過敏になっておりますので暫く刺激を与えないようにします。

3・歯がぶつけて抜けてしまった場合(完全脱臼)

⇒ 抜けた歯は、歯牙保存液か生理的食塩水か牛乳に浸します

何もないときは、舌の下に静かに置いて飲み込まないように注意して歯科医院に行きます。

最近は、保健室には歯牙保存液(テイースキーパー「ネオ」が用意されているようです。

牛乳が保存に適している理由は、浸透圧とpHが体液に近い為です。

細菌の繁殖を考えると低温にした方が良いかもしれませんが、常温でも大丈夫です。

抜けてしまってから60分以内であれば、予後が良い(元に戻って機能する)ようです。

しかし抜けた歯の状態や歯が抜けた後の歯根膜の状態によっては、状況は変わります。

一番大事なのは、抜けた歯牙を乾燥させない事です。テイッシュペーパーには包まないでください。

手で持ってくるか、ビニールに入れて持ってきてください。

上記の怪我を防止するには、スポーツマウスガードが有効なので歯科医院で相談してみてください。

 

 

★ 越谷市西方の西方ファミリー歯科について ★
当院では、おくちの中に関する色々なトラブルや気になる事がある方々に最新の医療サービスを行っております。 来院される方全員には、なるべく痛みのない治療を心がけております。 具体的には、表面麻酔を塗布後に電動注射器等を用いて細い針で時間をかけてゆっくりと麻酔をしていきます。歯並びの気になる方々には矯正の専門医による歯列矯正、入れ歯が苦手な方々にはインプラント専門医によるインプラント治療をご提供しております。
スポーツを行う方々には、お子様も含めてスポーツマウスガードの製作、調整、栄養指導をご提供しております。
綺麗な白い歯をご希望の方々には、特別な光照射器を用いたオフィスホワイトニングやご自宅で時間をかけてゆっくりと行って頂くホームホワイトニングを歯の色調を写真と機器を用いた数字で表記し、数値と見た目の白さでご確認して頂いております。
歯周病が気になるあるいは心配な方々には、口腔内規格写真撮影法で (デジタルカメラで) お口の中の記録を取りながら行う歯科衛生士による歯周病治療とメインテナンスをご提供しております。
むし歯が気になる方々やむし歯が心配な方々には、虫歯の原因が簡単に分かる唾液検査(実費1000円)やダイアグノデントという痛みも副作用もない機器でのむし歯の進行程度を確認 (無料) してフッ素塗布をご提供しております。                                                       かみ合わせや顎の違和感や顎の雑音が気になる方々には、ミクロン単位でのかみ合わせ調整や顎関節の治療、お口周りの筋肉のマッサージ (無料) をご提供しております。
入れ歯を入れている感覚があまりないチタン床義歯、見た目が気になる方には、金具がない入れ歯治療をご提供しております。、
来院が難しい方々には、訪問歯科診療や施設訪問歯科診療等をご案内しご提供しております。

多岐にわたりご要望にお答え出来るように日々研鑽に努めております。                      

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