ウォーキングの時にガムを噛むと?

イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。

本日のお話しは、ウォーキング時にガムを噛むとどうなるか?についてです。

ウォーキングをしながらガムを噛んで色々と検証を行った研究によるとエネルギー消費がアップ

るそうです。ガムを噛みながらですと早歩くなどと違い、取り組みやすいかと思います。

何故、エネルギー消費が上がるかいうと、ガムを噛みながら歩くと運動のリズムが向上し、結果と

してエネルギー消費につながるそうです。具体的には、咀嚼をしながら歩行すると、心拍数が上が

るからの様で、心拍リズムは運動リズムと同期する(Cardiac-locomotor synchronization:CLS)

という現象があり、心拍数が上がると運動リズムも向上するそうです。

従って、歩くテンポがよくなるので無意識のうちに速度が上がってくるので、同じ時間内では歩数

が増え、必然的に歩く距離も長くなるようです。

詳しい研究内容についてですが、

一般的な方の歩行中の心拍数は90〜100拍ですが、ガムを噛みながらだと2〜3%上がることがわか

り、また男女と年代で若干の差があるものの、全体の平均で歩行距離および歩行速度が増加した様

です。更には、歩幅はほとんど変わらなかったのですが、速度が上がったことで仕事量が増えます

から、エネルギー消費量も増大したといえ、特に顕著に結果として現れたのが、40〜60代の中高年

男性の群で、これは、噛むことに使われる咬筋の強さが影響したと推測されるそうです。

この研究からわかることは、普段の散歩でもガムを噛みながらですと、ウォーキングに近くなり

身体機能の向上も見込めますので、是非お試し下さい。

また噛むためには、歯科医院での定期健診を定期的に受診しましょう。

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