歯並びと歯の痛みについて④

イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。

本日の歯並びは、下顎前突いわゆる受け口ですね。

噛み合わせたときに下の顎にある歯全体が上の顎にある歯全体より前方に突出していることを指します。

見た目上の特徴としては、下唇が上唇よりも明らかに前にありまあす。

これは、体格の良いスポーツの一流選手にもよく見られます。

皆さんが良く御存じなのは、アントニオ猪木さん、松井秀喜さん、内川聖一さん、丸山茂樹さんなどですね。

理由は、下顎骨は大腿骨や上腕骨と同じ長管骨だからです。

従って、下顎骨が発達している人は、手足の骨も発達していて運動能力にも影響します。

下顎前突症には、歯の並びだけの歯性のものと、骨格的なものとに分かれます。

歯が由来の場合は、従来の矯正歯科治療で対応可能ですが、骨格性の場合は顎の骨に対する手術が必

要になります。

従って、下顎が発達してくる高校生位までに対応できれば、骨格性に移行させずに治癒させる事も

可能です。指しゃぶり等の習慣も影響してくるため早めの対応がポイントとなります。

下顎前突症は、以前お話しさせて頂きました開咬と並び最も有害な不正咬合です。

理由は、奥歯に負担がかかりすぎる為に歯牙の痛みや歯牙の破損を起こしやすいです。

むし歯や歯周病を進行させやすいです。歯科矯正治療を希望されない場合や年齢的に歯科矯正治療が難

しい場合には防御策としては、就寝時のナイトガード使用をお勧めしています。

定期的にナイトガードは作り変えをしなければいけませんが歯牙のダメージは最小限にできます。

歯科矯正治療もナイトガードもしていない場合は、奥歯への負担過重により歯が残りづらくなります。

8020運動でも80歳で20本の歯牙がある方々の中には下顎前突症の方はほとんど見当たりません。

早めの歯科矯正相談や噛み合わせの診断をされると良いかと思います。

 

 

★ 越谷市西方の西方ファミリー歯科について ★
当院では、おくちの中に関する色々なトラブルや気になる事がある方々に最新の医療サービスを行っております。  来院される方全員には、なるべく痛みのない治療を心がけております。 具体的には、表面麻酔を塗布後に電動注射器等を用いて細い針で時間をかけてゆっくりと麻酔をしていきます。歯並びの気になる方々には矯正の専門医による歯列矯正、入れ歯が苦手な方々にはインプラント専門医によるインプラント治療をご提供しております。
スポーツを行う方々には、お子様も含めてスポーツマウスガードの製作、調整、栄養指導をご提供しております。
綺麗な白い歯をご希望の方々には、特別な光照射器を用いたオフィスホワイトニングやご自宅で時間をかけてゆっくりと行って頂くホームホワイトニングを歯の色調を写真と機器を用いた数字で表記し、数値と見た目の白さでご確認して頂いております。
歯周病が気になるあるいは心配な方々には、口腔内規格写真撮影法で (デジタルカメラで) お口の中の記録を取りながら行う歯科衛生士による歯周病治療とメインテナンスをご提供しております。
むし歯が気になる方々やむし歯が心配な方々には、虫歯の原因が簡単に分かる唾液検査(実費1000円)やダイアグノデントという痛みも副作用もない機器でのむし歯の進行程度を確認 (無料) してフッ素塗布をご提供しております。                                                       かみ合わせや顎の違和感や顎の雑音が気になる方々には、ミクロン単位でのかみ合わせ調整や顎関節の治療、お口周りの筋肉のマッサージ (無料) をご提供しております。
入れ歯を入れている感覚があまりないチタン床義歯、見た目が気になる方には、金具がない入れ歯治療をご提供しております。、
来院が難しい方々には、訪問歯科診療や施設訪問歯科診療等をご案内しご提供しております。

多岐にわたりご要望にお答え出来るように日々研鑽に努めております。                      

土日の休日診療も行っております。 宜しくお願い致します。