スポーツマウスガードで怪我防止!

イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。

最近、寒くなってきて体調を崩している方が多いですが、皆様は大丈夫でしょうか?

毎回同じですが、食事前、顔を触る前には、必ず手洗いをしましょう!

今日のお話しは、スポーツマウスガードを装着していると安全面でのメリットは何かという事です。

デメリットは、違和感がある、話しずらい、定期的に作り変える必要がある、費用がかかる等ですが、

一番のメリットは、怪我防止でその中でも特に脳を守るという事です。 

この事は、以前のブログでも少し書いていますが、アメフトの映画でも話題になりました。

その影響もあって、脳震盪後の各種スポーツの試合再開や参加等には厳しい条件がつきました。

マウスガードを装着するという事は、色々な競技において、お口回りの怪我だけでなく、脳を守り

命を守る装置と言えます。 各方面からの実験報告で、マウスガード装着時には、頭部に衝撃が加わった時

には脳圧の上昇も少なく脳にかかる圧力の時間も短くなったとされています。

理由は、マウスガードが衝撃時にクッションの役目を果たしていることと、衝撃時に瞬時に噛みしめる為、

頸部が固定されて頭部の移動を抑えるためです。 頭部が固定されていないと頭蓋骨と脳がズレて急性硬

膜下血腫になってしまいます。これは、頭部をぶつけていなくても起きてしまいます。 

首の据わっていない乳幼児を急激に揺さぶる事でも同じ現象が起きます(揺さ振り症候群)

歯が欠けないとか、お口の中を切らないとかよりもとても重要な役割がスポーツマウスガードには

ありますので、スキー、スノーボード、スケート、ボクシング、柔道、ラグビー、アメフト等のスポーツ

競技の方には是非、知っておいてもらいたいです。