アルツハイマー型認知症の予防はいつから行う?

イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。

本日のお話は、アルツハイマー型認知症の予防としての歯周病の治療はいつから開始するか?

についてです。

結論から言いますと、アルツハイマー型認知症は、70代後半から増加しますが、アルツハイマー

型認知症の原因である脳内物質の蓄積は、40歳代後半からすでに始まっています。そこで

アルツハイマー型認知症の発症・増悪を予防するには、40歳代からの歯周病ケアと口腔細菌の

コントロールが必要となります。市の歯周病検診も40歳代から始まっていますので是非ご活用

下さい。

最近では、歯周病がある方の認知機能やアルツハイマー型認知症との相関関係は多く報告されてい

ます。更に軽い全身の炎症も認知機能を低下させて、アルツハイマー型認知症発症のリスクを高め

ることも報告されています。

様々な信頼できる報告を元にしますと、歯周病患者は、健康な人に比べてアルツハイマー型認知症

発症リスクが1.7倍高いことが判明しています。

実際、アルツハイマー型認知症で亡くなった方々の脳組織からは、歯周病細菌が高頻度に検出され

ますが、正常な人の脳組織からは検出されていません。歯周病細菌は、血流や腸管を介して脳に移

行します。通常は、血液脳関門がブロックしますが、歯周病の病態(細菌感染と慢性炎症)は、

血液脳関門の透過性を高めて脳血管障害のリスクを高めるとともに脳炎症を起こします。

更に糖尿病の増悪を介して間接的にアルツハイマー型認知症の病態を悪化させることが分かってき

ています。また、歯周病等で無歯顎の方や歯の少ない人は、認知症の有病率や発症率が高いことも

報告されています。

歯周病は痛みなどの症状が出ないのが特徴なので、ご自身では、わかりませんので定期的に

検診等を受診して、一生ご自分の歯で食事を楽しんで、ストレスの少ない生活を送りましょう。

★ 越谷市西方の西方ファミリー歯科について ★
当院では、おくちの中に関する色々なトラブルや気になる事がある方々に最新の医療サービスを行っております。 来院される方全員には、なるべく痛みのない治療を心がけております。 具体的には、表面麻酔を塗布後に電動注射器等を用いて細い針で時間をかけてゆっくりと麻酔をしていきます。歯並びの気になる方々には矯正の専門医による歯列矯正、入れ歯が苦手な方々にはインプラント専門医によるインプラント治療をご提供しております。
スポーツを行う方々には、お子様も含めてスポーツマウスガードの製作、調整、栄養指導をご提供しております。
綺麗な白い歯をご希望の方々には、特別な光照射器を用いたオフィスホワイトニングやご自宅で時間をかけてゆっくりと行って頂くホームホワイトニングを歯の色調を写真と機器を用いた数字で表記し、数値と見た目の白さでご確認して頂いております。
歯周病が気になるあるいは心配な方々には、口腔内規格写真撮影法で (デジタルカメラで) お口の中の記録を取りながら行う歯科衛生士による歯周病治療とメインテナンスをご提供しております。
むし歯が気になる方々やむし歯が心配な方々には、虫歯の原因が簡単に分かる唾液検査(実費1000円)やダイアグノデントという痛みも副作用もない機器でのむし歯の進行程度を確認 (無料) してフッ素塗布をご提供しております。

かみ合わせや顎の違和感や顎の雑音が気になる方々には、ミクロン単位でのかみ合わせ調整や顎関節の治療、お口周りの筋肉のマッサージ (無料) をご提供しております。
入れ歯を入れている感覚があまりないチタン床義歯、見た目が気になる方には、金具がない入れ歯治療をご提供しております。、
来院が難しい方々には、訪問歯科診療や施設訪問歯科診療等をご案内しご提供しております。

多岐にわたりご要望にお答え出来るように日々研鑽に努めております。

土日の休日診療も行っております。 宜しくお願い致します。