越谷での講演会より|歯周病が全身疾患を引き起こす?お口から守る健康寿命

こんにちは。西方ファミリー歯科の理事長、金子です。

4月も後半に入りましたが、越谷にお住まいの皆様もいかがお過ごしでしょうか。当院では「通うたびに健康になる」をコンセプトに掲げておりますが、今回は先日行った講演会の内容をさらに深掘りし、皆様の健康に役立つ情報をお届けします。

テーマは、「歯周病と全身疾患の深い関わり」についてです。

1. 「ウェルネスライフ」を支えるのはお口の健康

皆さんは「ウェルネスライフ」という言葉をご存知でしょうか?単に病気ではないというだけでなく、心身ともに健康で、より豊かで充実した人生を送るための考え方です。

実は、この充実した人生が「お口のトラブル」一つで簡単に崩れてしまうことがあります。歯の数が減ると、食べられるものが制限され、ミネラルやビタミンといった大切な栄養素が不足しがちになります。噛めないことが栄養バランスを崩し、全身の健康を損なう「負の連鎖」の入り口になってしまうのです。

2. 人類最大の感染症「歯周病」の恐怖

ギネスブックにも「人類史上最大の感染症」として掲載されている歯周病。55歳以上の日本人の約8割がかかっていると言われていますが、最も恐ろしい点は、痛みなく進行する「サイレント・ディジーズ(静かなる病気)」であることです。

お口の中の細菌(バイオフィルム)は、血管を通じて全身へ運ばれます。これが心筋梗塞や脳梗塞、さらには糖尿病の悪化やアルツハイマー型認知症のリスクを高めることが最新の研究で明らかになっています。お口のケアは、まさに「命を守るケア」なのです。

3. 今すぐチェック!あなたの歯ぐきは大丈夫?

ご自宅でできるセルフチェックをしてみましょう。以下のような症状はありませんか?

  • 歯磨きをすると血が出る
  • 歯ぐきが赤紫色になっている
  • 朝起きた時に口の中がネバつく
  • 歯が揺れる、硬いものが噛みにくい

特にタバコを吸う方は、歯ぐきの血流が抑えられるため、炎症に気づきにくく重症化しやすい傾向があります。一つでも当てはまる方は、早めの受診をお勧めします。

4. まとめ:歯科医院でのプロフェッショナルケアを

お口の中の細菌を完全になくすことはできませんが、悪さをしない量に「コントロール」することは可能です。毎日のセルフケアに加えて、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることが、健康寿命を延ばす鍵となります。

いつまでも自分の歯で、美味しい食事と楽しい会話を楽しめる「ウェルネスライフ」を目指していきましょう。

詳しいお話は、YouTube動画でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

【動画はこちら】
越谷市民向け講演会 ①歯周病と全身疾患との関連について